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久し振りです。

連日、新聞やニュースにてアメリカを発端としたサブプライムローン問題や株価暴落などの問題が世界中に金融不安を与える中、真近で起きたアメリカ大手証券会社であるリーマンブラザーズの経営破綻で世界中が金融破壊に陥っています。。

大局的な視点では色々な見方をされてる方がいらっしゃるがいずれにせよ消費マインドは冷え込んでいる。

実際、この10月は消費の冷え込みはそうとう厳しい状況である。

こと外食においては特に高客単価のディナー業態の落ち込みが目立つ。

同じ焼肉屋を経営されているオーナーはこんな落ち込みはBSE以来と言われていた。

一方で客単価の低い業態やお店は今回の流れの影響は比較的少ない。。

ユニクロの好調や低所得者層の拡大、生活物価の高騰、非飲酒運転の常習化など時流といえる流れを見ていると今後のお店の在り方、考え方など深く考えさせられる。。。

目の前に迫った茜どきのオープンも不安を感じたりもする。

しかし、落ち込んだり悩んだりしても何も生まれないし何も解決しない。

今、我々経営トップにとって必要なことは今後の軸を決めて行動に起こすことである。

当然、縮小するマーケットに対して適正な損益構造に組み立てることは必要であるし、今の時代のニーズに最大限こたえるために努力をしなければならない。

しかし我々の外食マーケットは市場が縮小しても半分になったりするわけではない。

とゆうことは多くの飲食店は下降しても当然の流れであったとしても世間の流れと逆行して業績を上げられる店もあるのである。

大切なのは今の時代、状況がどうであるかではなく今の時代において何が必要とされているのか、何をもとめられているのかという発想。。

そして何を行動するのか、どう行動するのかということ。。

どの時代もどんな状況でも人々の欲求はなくなることはない。

その欲求にいかに答えるか?  我々はもっともっと考えて行動しなければならない。。

それにしても本当に大変な時代です。原油の高騰であらゆる物価が上昇し、我々の業界でもチーズがない、バターもない、小麦が高いなどあらゆるものの高騰。発展途上国は爆発的な人口の増加で餓鬼が常態化しているとか。

国内では少子化により人口は減り、お客様は減り、働く者も少ない。にもかかわらずワーキングプアと命名された正社員にもなれない若者が増え続け、社会問題にもなる今の世の中です。

これから時代はもっともっと変わります。

時代の変化についていけなければ自分自身が変われなければ置き去りにされてしまいます。どの時代でもそうでした。時代に取り残されていく会社、時代の背景に躍進していく会社。沢山の栄枯盛衰がありました。

焼き肉屋などはひと昔前は店内にけむりが立ち込め肉を焼くにおいが充満する店がほとんど、女性、子供がいきにくい店がほとんどでした。無煙ロースターの普及で焼肉屋さかいのようなカジュアルで女性でも子供でも楽しめる店が主流になりました。

これからは今よりもっと、お客様の求められるものは高度になるでしょう。。安心・安全を求めて賞味期限・消費期限にも産地表示にも厳格になるでしょう。。メタボへの関心も高まるでしょう。。

私たちは時代の流れから自由になることはできません。。

世界を駆け巡るマネーゲームはこれからも暴れまわるでしょう。環境問題はますます深刻化し、厳しく規制されるでしょう。。発展途上国の食糧不足は先進国にも影響を与えるでしょう。日本の食糧自給率の低さは、品不足と物価高騰を招き続けるかもしれません。

人口が減少する日本のマーケットは縮小し、労働人口も減り、超成熟社会になるでしょう。そんな社会で人々はどんな店を望みどんな料理、サービスを望むのか。私たちはいつもそれを考え、感性を磨き進化し続けていかなければなりません。。

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